DIALOGUE+JAMとリリカル☆ライブとラブライブ!フェスに参加した話

あと一人くらい、私と全く同じ動きをしたオタクがいると信じています。

 

 

1/18昼、新人声優ユニットDIALOGUE+によるライブ、DIALOGUE+JAMに参加。

1/18夜、リリカルなのはシリーズ15周年を記念したシリーズ初のライブオンリーイベント、リリカル☆ライブに参加。

翌日1/19、ラブライブ!シリーズ9周年を記念したライブ、ラブライブ!フェスに参加。

1/20昼、全身の痛みで目覚めるが、起き上がれない。自身の衰えと有休のありがたさを知る。

 

そんな週末でした。

それぞれで感じるものがあって多少無理してもこの3つのライブイベントを横断できたのは非常に良かったです。

 

一番思いを馳せたのは、「声優が歌う」という事です。

声優のアイドル化自体は特別近年の話ではないのですが(林原めぐみさんとかね)、近年、それこそ"ラブライブ!の爆発的なブーム"によって「声優が歌う」の意味が変化したのではないかと感じました。

「声優」の仕事ってなんでしょう。

一部の声優さんを見ていると俗に言うマルチタレントと何が違うのだろう、本当にこの人の主軸は声優なのだろうか、と思ってしまうことがあります。そんな人々を「声優」と呼称するしかないのが歯がゆく思ったりもします。

 

僕はアニメやゲームが好きなオタクです。そこに登場するキャラクターたちに声を吹き込む声優さんも大好きです。とても尊敬しています。

そして、声優さんが”歌”という形でキャラクターやその人自身を表現するのも好きです。だからこそ、好きなコンテンツや声優さんのライブにも足を運びます。

 

 

DIALOGUE+JAMは「アニソン派!project」というアニソンの良曲を広める企画のサポートを受けてUNISON SQUARE GARDENの田淵氏がプロデュースする新人声優ユニット「DIALOGUE+」が生バンドの演奏のもとカバー披露するというライブイベントでした。

まず最初に、持ち歌の少ない新人にマッチしているイベントだと感心しました。

楽器のできるメンバーが前座としてインスト曲を披露したり、ライブ衣装がメンバーごとそれぞれのアイデアでアレンジに差分があったりと、ただカバーを歌う以上の工夫も見られました。

ライブハウス開催のオルスタ形式で若干の不安はありましたが、オタク側もオルスタ慣れしているのかトラブルのようなものが見受けられなかったのは非常に喜ばしいです。

第2回の開催も決定されたので、次も是非参加したいです。

 

 

リリカル☆ライブはリリカルなのはシリーズ15周年を記念したライブイベントであり、これまでのキャラクターソングやシリーズのOP・ED・挿入歌が披露されました。

15周年という言葉が象徴する通り、芸歴の長い方々がキャラクターとして歌う姿は長年なのはを見続けてきた私には感慨深いものでした。また、キャラソンがライブイベントで披露されることの貴重さを噛みしめました。その作品のアニメイベントでちょっとだけ歌われたらいい方ですよね。

アンコールでシリーズの主役の二人、高町なのは役の田村ゆかりさんとフェイト・T・ハラウオン役の水樹奈々さんが手をつないで花道を走る姿には思わず感涙。あれほど”エモい”という言葉が合う光景もないなと。

日曜日の公演のラストにはシリーズ新作の制作も発表され、これからもなのはシリーズを追いかけていきたいです。

 

 

ラブライブ!フェスはラブライブ!シリーズ9周年を記念したライブであり、シリーズの垣根を超えてμ's・Aqours・SaintSnow・虹ヶ咲スクールアイドル同好会の総勢29名がライブに参加しました。

注目するのはなんと言ってもμ'sの"復活"。二次元としての展開は細々と続いていましたが、ライブにキャスト9人が集うのは2016年4月1日以来で多くのファンが待ち望んだライブでした。

アニメ1期終了ごろからラブライブ!を知り、今でもラブライバーの私はこのフェスにとても期待していました。Aqoursが始まったころはグループを超えた絡みやSNS等での言及を制限し(明言はされていないが、Aqoursメンバーがμ'sの紅白出演に際するツイ消しをした事実があるなど、客観的に見て明らかである)ていたことすらあったのが、長い期間を経て、ついに29人揃って歌う姿が見れるのだと。

しかし現実は非情でした。グループ間の絡みらしい絡みはごく一部のMCのみでしか見られず、「フェス」なんて名前を付けておきながら大トリでの出演者全員での棒立ちカラオケ合唱すらないのでは不完全燃焼と言わざるをえません。

勿論、それぞれのグループのパフォーマンスは素晴らしく満足のいくものでした。

ただただ、構成を考えた人間、この構成にOKを出した人間への不信感が増しました。

ラブライバーはもっと不満をSNSやアンケートで発信するべきです。そうしたら、今よりももっとラブライブ!が楽しく・面白くなります。

私は、「みんなで叶える物語」を叶えたいです。これからもラブライブ!シリーズを応援しています。

 

 

最後になりますが、昨年末こんな記事が投稿されており、興味深く拝読させていただきました。

toyokeizai.net

ベテラン声優である大塚明夫さんが声優という職業の難しさを説いたコラムで、Twitterでも話題になっていました。改めて声優として活躍されている方への尊敬が深まりました。是非ご一読を。