2022年良かったアニメソング10選

2022年の年の瀬いかがお過ごしでしょうか。

毎年、おすすめの曲を紹介していたのですが、今年は楽曲単体よりもアニメの方が印象に残った1年でした。

そこで、今年は印象に残ったアニメソングをタイアップ作品と併せて紹介します。

 

燦々デイズ / スピラ・スピカ 

「その着せ替え人形は恋をする」のOPテーマ。

スピラ・スピカのメンバーが元々原作ファンであり、思い入れが深い上で楽曲制作されたというのがまず良い。劇中のシーンになぞらえて歌詞が綴られているのはアニソンの王道路線である。今年ワンマンライブとアニサマの2回ライブで聴けたのも良かった。

 

Change / nonoc

「ハコヅメ ~交番女子の逆襲~」のEDテーマ。今年もDECO*27さんいいな、となった1曲。コメディ色の強いお仕事アニメ本編の後、小気味良い本曲に合わせて、キャラクターのオフの日っぽい映像が流れるのが作品の軽妙さに色を添えている。

 

風、花 / ヒトリエ

ダンス・ダンス・ダンスール」のEDテーマ。

ここ数年のMAPPAが作るマイナー寄りのスポーツアニメは最高。(てーきゅう...?)

青春と呼ぶに相応しい、衝動や輝きが描かれた本編を象徴するような、一聴すると爽やかに聴こえるものの、その中で無茶苦茶なリズム隊のコンビが耳に残る作品にピッタリな楽曲だった。

 

星が泳ぐ / マカロニえんぴつ

サマータイムレンダ」の1クール目OPテーマ。

ある夏の期間をループする作品のOPらしく、ジリジリと焼ける様な空気が伝わってくる歌詞。しかもアニメに使われない2番以降も作品を意識されているのが更に良い。

ダイの大冒険」のタイアップでこのバンドの事を知ったが、この楽曲でトイズファクトリーには粒揃いのバンドがいると思わされた。

 

EMOTION / 三船栞子(cv.小泉萌香)

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期」の挿入歌。

この曲を歌う三船栞子は2期からの追加キャラクターであり、原作ゲームでの加入エピソードは不評であったためアニメでの改変には注目していたが、その心配が杞憂に終わるほど良い加入回が描かれて安心した。

ストーリー、キャラクターの理解度が高い歌詞をtofubeatsが書いている、という点で巨大コンテンツの力を感じた良い1曲。

 

ワンダー・スターター / TINGS

「シャインポスト」OPテーマ。

今年のダークホースでした。擦られ倒したアイドルを扱った作品で評価されるのは難しいと思っていましたが、放送が毎週楽しみな作品でした。最終回間際、放送スケジュール延期の代替番組として、本来の放送時間で声優出演の生放送をやっていたのも程よく狂気で良かったです。色々といい曲ありましたが取り敢えず、OP聞いておいてください。来年中野サンプラザで見られるのが楽しみ。

 

Dance In The Game /ZAQ

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season」のOPテーマ。

同作1期OPの「カーストルーム」がとても良かったが、それを上回る勢いのある楽曲だった。特にアニサマで見たライブパフォーマンスが圧倒的でシンガーZAQのパワフルな歌唱が存分に生かされている。よう実3期のOPもZAQさんに歌ってほしいね...!

 

恋愛脳 / ナナオアカリ

「Engage Kiss」のEDテーマ。

非常にレベルの高かった2022夏クールでイチオシなのがこの作品。丸戸史明の描くラブコメという事で注目していたが、終盤の物語の収束のさせ方が天晴れの一言に尽きる。最終回ラスト、色々あって平和な日常が戻ってきました、の場面で綺麗にこの曲のイントロが流れ出した時、アニメーションの気持ちよさを感じられた。 

 

カオスが極まる / UNISON SQUARE GARDEN

「ブルーロック」OPテーマ。

W杯イヤー効果か、今年はサッカーアニメが多かったが、特に開催期間中に放送された本作の楽曲は抜群に印象的だった。

"カオス"に相応しいAメロ→Bメロの難解な展開からサビではいい具合に語彙がなくなってしっかり盛り上がっているのがgood。

 

Love? Reason why!! / 鈴木このみ

「恋愛フロップス」OPテーマ。

前半の気が狂った様なギャグが強烈な一作。

アニメで流れるよりも先にライブでの披露を聴いて、それだけでアニメも見てみよう、と思わせてくれた今年最高の曲。

ありがとうQ-MHz。ありがとう鈴木このみさん。これからも最高のアニメソングを作ってください。

 

以上、今年の10選でした。

アニメソングはOPやED映像、挿入歌として使われたシーンとの相乗効果で更に輝きを増します。そして何より、その曲を聴くだけでアニメ本編の思い出が蘇ります。

そんな当たり前の事が今年は強く感じられた1年でした。

また、今年は自分が見ていた作品の中で、過去クールの曲を演出として使用している作品がいくつかありました。こういう演出が刺さるのは長年アニメを見てきたご褒美だな、と思います。

また来年も素敵な作品とそれを彩る音楽に出会いたいです。良いお年を。