くぼゆりか おたんじょうびかい お昼の部にお呼ばれしました。

久保ユリカさん、30歳のお誕生日おめでとうございます

 

なら100年会館にて開催された久保ユリカさんの誕生日イベントの昼の部に参加したので、その感想レポートを綴っていこうと思います。

 

まずは衣装。先日のVIVID VIVID LIVEのアンコールと同じ衣装でした。(後述の司会曰く、"光GENJI")

そして、今回の司会は(司会がいることは観客にとってはサプライズです)昨年5月のファンクラブイベントでも司会を務めた鷲崎健さん。最近だと鷲崎さんのラジオヨルナイトへのゲスト出演や、しごはじラジオでの共演が記憶に新しいです。

久保さんが入場した時よりも歓声が大きく、ネタにされていました。

 

以降、コーナーごとに振り帰ろうと思います。

 

フリートーク

「久保さんと鷲崎さんといえばおしゃべり」という触れ込みでフリートーク

30歳になった久保さんと45歳の鷲崎さんがひたすら喋ります。これがファンの望んでいる姿ですもんね。

「30歳はもっと大人だと思っていた」と話す久保さん。「結婚して、子供もいて、魚も捌けて...」と先週のライブの幕間映像に絡めたコメントをして会場を沸かせます。

話題は奈良の話へ。要するに「なんもない」との事で、あるのはチェーン店の居酒屋。それでも学生時代に久保さんは奈良市街へ繰り出して、「クソみたいなゲームセンター」で遊んでいたようです。

 

写真集先行カット紹介

6/24の発売が発表された写真集から3枚紹介されました。

1枚目はスーパーで買い物をする姿。

日常を切り取ったような雰囲気。

2枚目は水着のカット。

「筋肉を見て欲しい」と久保さんがお腹や腕をポイントとして挙げましたが、鷲崎さんが注目したのは「首のライン」。

3枚目は鹿のモニュメント(?)にファイティングポーズを取る久保さん。

鷲崎さんは非常に困惑していました。

 

メール紹介のコーナー

イベント開催にあたって募集されていたメールの紹介。

『30になって変わったことはありますか?』

久保「違うタイプの人をリスペクトできるようになった。」

『30になっても隠居しないで...』

久保「去年は心配させないように頑張ってた!今はちょっとゆっくりだけど、心配しないでね」

『(女性から)久保さんも最近付くところにお肉が付いて安心しました』

久保「お腹の下の方とかね...」

 

大人の女性になれるかな?企画〜常識編〜

久保さんが大人の女性になるためにクイズに挑戦するコーナー。常識編と銘打っていますが、平成の流行語を答えるというクイズでした。

 

Q1「○○といえる日本」(平成元年)

久保「元気」正解「NO」

元年の「元」の字に引っ張られてるよね、と鷲崎さんのツッコミ。

Q2「○○がありました」(平成6年)

久保「昨日」正解「すったもんだ」

宮沢りえさんだよ!」と鷲崎さんからヒントがありましたが、正解ならず。まだこの時の久保さん6歳ですもんね。

Q3「○○は夫を伸ばす」

久保「青空」正解「悪妻」

こちらも鷲崎さんから「落合さんだよ!」とヒントがありましたが、久保さんは「(落合)福嗣さんの!」と答えて、内心声優さんらしい返しだなぁ、とどこか安心しました。

と、ここで鷲崎さんと久保さんが「面白くないから次行っていい?」とフリーダムさを発揮。

飛ばされた最後の問題は「めっちゃ○○」(平成12年)でした。

 

久保ユリカの好きなところランキング

募集メールにあった「久保ユリカの好きなところ」の回答を集計し、TOP5を久保さんが当てるクイズ。

久保さんは「外れたらはずかしいやつ」と中々乗り気ではない様子。

まずは「声」→2位と順調な滑り出しでしたが、次の回答が出てこない。どれだけ恥ずかしいんだろう。鷲崎さんが「もっと自信持っていいんだぜ」と声をかけると渋々、「笑顔」→4位と再会を出します。

ここから中々正解が出ません。「筋肉」「ひざ」「ファッション」「目の輝き」「テンション」と中々TOP5が当たりません。ファッションが入っていなかった事は中々に恥ずかしかったようです。ここでタイムアップ。答えは、

1位 おもしろいところ

2位 声

3位 ファン思いなところ

4位 笑顔

5位 奈良好きなところ

となっていました。シカノコの皆さんの予想は当たっていましたか?因みに、私は「物事に真摯なところ」と事前にメールを送っていました。「ファン思い」に分類されたかもしれませんね。

ここで、正答数の数だけ観客にプレゼント、久保さんがゴネて3人に増やしてもらいましたが、残念ながら私は見事に外れました。

 

写真で振り返る30年

ここに来て、ようやく誕生日イベントらしいコーナー。

1枚目は成人式の写真。隣に写る女性は中学時代からの友人(顔にモザイクなし)だそうですが、先週ご結婚なされたそうです。久保さんは「私も頑張る!」とおっしゃっていました。結婚願望を表に出すのは大切です。

2枚目は2016年のバースデーライブの打ち上げの写真。ケーキの宛名が「シカコ」→「チカコ」になっていた、というものですが、鷲崎さんが「コーナーの趣旨と違くない?」と厳しいお言葉。ファンが求めるno.1は「おもしろさ」ではあるのですが...難しいですね。

3枚目は生まれたばかりの久保さん、4枚目は幼少期の久保さんでした。画質だとかで時代を感じますね。

5枚目はアニメ「変態王子と笑わない猫。」イベントでの久保さん、鷲崎さんのツーショット。声優業界に出たばかりの思い出を振り返っていました。

最後は今年頭に撮影した姪っ子との写真。ですが、顔を隠すのにリアルな鹿の顔を貼り付けていて鷲崎さんに「こっちのほうがシカコじゃん」と言われてしまいました。

 

VIVID VIVID LIVEより、「しかししかじか」の映像を奈良で公開!

イベントの開催地が奈良!という事で、先日のライブより奈良要素の強い一曲をみんなでみました。先週のライブなのに、カメラカットの切り替えもよく、編集さんありがとうございます...!の気持ちでいっぱいでした。

映像を見終わった後、ライブのBD&DVD発売の発表もありました。

 

お祝いメッセージ

久保さんにサプライズでお祝いのビデオメッセージがありました。声優仲間の徳井青空さんからでしたが、芸人のハリウッドザコシショウさんのサブリミナル効果ネタのパロディ映像でひたすら笑い続ける久保さんと我々。映像の最後の「以上、徳井青空でした〜」コメントは知らない男性が喋っているという、全くもって意味不明な映像。会場は爆笑の渦に包まれました。久保さんは「カメラ回ってないから言うけど、イかれてる」「ヤバイやつとヤバイやつが友達になった」と徳井さんの事を笑いながら評していました。仲の良さが伝わってきますね。

 

ライブコーナー

鷲崎さんのアコギに合わせて、「VIVID VIVID」と「旅風船」の2曲を歌いました。アコギでアレンジして弾ける鷲崎さんがすごいなぁと感じていました。久保さんも先ほどまでのおふざけモードから切り替えてしっかり歌い上げていて、プロだなぁ...と思いました。

 

サプライズケーキ

歌い終わった後、サプライズでケーキの登場。久保さんは「夜の部じゃなくて今!?」と違う方向で衝撃を受けていました(私も夜に出てくると思っていました)。その後観客をバックに記念撮影もしました。アップされるのが楽しみです。

 

最後に鷲崎さんが先に退場してから、久保さんが一人で感謝の言葉を述べイベント終了となりました。

 

1時間半程度のイベントで、久保さんのイベントにしてはちゃんと時間を守れていたな〜というのが印象的でした。さすが鷲崎おじさんの司会。

 

今回は昼の部のみの参加でしたが、また2部構成のイベントがあれば可能な限り両部に参加しておきたかった〜と名残惜しい気持ちになったので、良いイベントだったと思います。また久保ユリカさんの現場があればシカノコの皆さん、よろしくお願いします。それでは。

「KUBO YURIKA VIVID VIVID LIVE」が"魅せた"久保ユリカの姿。

 

最早恒例となった5月の久保ユリカさんのイベント。

20代最後の久保さんを見届けました。

 

先日5月11日に豊洲PITにて開催された「KUBO YURIKA VIVID VIVID LIVE」に参加してきたので感動を忘れないためにもレポートを残そうと思います。

 

まずはセットリストの振り返りから。

 

1.VIVID VIVID

2.Instant@Heart

MC①

3.Capture you!

幕間映像(くぼゆりかクッキング)

衣装チェンジ

4.ジャーーーーンプ アッッッップ!!!!

MC②

5.メドレー

SUMMER CHANCE!!(remix)→Happy Cuty My Snow Man(remix)

MC③

~キャラソンコーナー~

6.Love marginal

7.動く、動く

MC④

8.しかししかじか

ダンスパフォーマンス~TEAM Deer Dancers~

衣装チェンジ

9.春風メロディ

10.ありがとうの時間

MC⑤・衣装チェンジ

11.Lovely Lovely Strawberry

MC⑥

12.幸せの雲

EN1.そのままでいいんだよ

MC⑦

EN2.旅風船

 

17時開演、19時頃終演と約2時間のライブでした。今回も時系列に沿って振り返りたいと思います。

 

「VIVID VIVID」〜「Capture you!」 

ステージにカウントダウン映像が映し出され、会場のボルテージが上がりきった所での1曲目は「VIVID VIVID」。MVと同じダンサーチームを引き連れて歌い踊る。続く2曲目「Instant@Heart」も激しいダンスが印象的だった。特筆すべきは、この2曲目で爆発の特効や銀テープの射出がされたこと。このまま次の曲で終わるんじゃないか、というくらいの盛り上げ方でした。

この構成は体力・パフォーマンスを考慮して頭に持ってきた、とも考えられますが、前々から久保さんが語っていた「"魅せる"ライブにしたい」という言葉の表れではないかと思います。見るものを圧倒するパワーがライブ開幕から感じられました。

MCを挟んだ3曲目「Capture you!」でも"魅せて"きます。この曲は音楽活動休止前にリリースされたもので、過去のライブでも披露されています。しかし、今回ダンサーチームを加えた事で曲の持つ世界観の見せ方が大きく変わりました。この曲の表現の変化こそが、「2年間の音楽活動休止」で得たものではないのでしょうか。

 

幕間映像「くぼゆりかクッキング」

FCに加入していた方には見覚えのある、久保ユリカさんが料理をする映像。30手前の包丁捌きとは思えない危ない手つきでアクアパッツァを作りました。それを見守る会場の目線は微笑ましいものだったのか、ドン引きしていたのか、定かではありません。

 

「ジャーーーーンプ アッッッップ!!!!」・「Remixメドレー」

映像が終わると共に、衣装を着替えた久保さんが再びステージへ。

久保さんもダンサーさんもペンライトを持っての登場。この曲には、「両手を高く上げて愛を確かめ合う運動」というフレーズがあるのですが、そこで観客もダンサーさんもひたすらにペンライトを掲げて振る。ひたすら振る。久保さんから見たら大層シュールでしょう。

続く小休止を兼ねたMCでは「初めて来た人〜、中野行ったよって人〜」とライブでは鉄板の話題に。私は後者なのですが、そんな昔から追っているファンに対して「若い子いっぱいいるのに、よくも飽きずに...」と半ば自虐を込めたコメント。

Remixメドレーでは夏の歌である「SUMMER CHANCE!!」と冬の歌である「Happy Cuty My Snow Man」をライブ用のRemix.verで続けて披露。後者の曲中には雪(に見立てた泡)の特殊効果もあり、今は一体何月だっけ...?(5月)となりました。メドレーということでフルコーラスではありませんでしたが、折角のRemixなのでもしフルバージョンがもしあれば聴いてみたいものです。ね、ポニキャさん。

 

キャラソンコーナー

わざわざ手を叩く(編集点を作る)動作をしてからスタートした次のパートはキャラソンコーナー。久保ユリカさんのキャラソンといえば各々思い浮かべる曲があると思うのですが、今回披露したのは、「Love margnal」(ラブライブ!)と「動く、動く」(少女終末旅行)の2曲。

「Love marginal」といえば、"青く透明な私になりたい"という繊細な歌詞でお馴染みの一曲。正直、この曲を生で聴くことなんてないと思っていました。このライブでこの歌が歌われた意味を、私はまだ測りきれていません。しかし、あの手振りを見たこと、生の歌声を聴いたことは忘れません。

「動く、動く」は近年のアニソンでもかなりのクリーンヒット。純粋に好きな曲だったので、多動症のオタクになりました。VJの映像がとても良く、この曲の面白さのひとつである、歌詞が空耳で「動く(we go walk)」や「歩き出せ(a looking that's said)」である事が視覚的に伝わるのが最高でした。あと、「回る世界も逆向きで〜」のところの振りが、回した腕を逆に回す、というものでめちゃ可愛かった。

2曲を続けて歌い終わった後、それぞれの曲について話す久保さん。「今日はキャラクターとして歌っていない」と語る彼女の言葉通り、キャラクターの声ではなく、久保ユリカの歌声で歌っていました。また、このコーナーについて「(仮に映像化しても)入れらないんじゃない、入れないの」と彼女のポリシーが伝わる一言。空間の演出として本当に上手いなあと思います。

 

「しかししかじか」

昨年のハロウィンイベントでアルバムの発売に先駆けて披露された「しかししかじか」。シカコ流電波ソングとでも呼ぶべき一曲ですが、演出が加わる事でさらに化けました。ダンスや歌の随所で真顔になる久保さん。曲の途中で絵描き歌を始める久保さん。「東大寺」「南大門」と通常では考えられないコールレスポンスを求める久保さん。全てが"シカコ、ここにあり"と伝えていました。シュールでクレイジーな久保さんも大好きです。

 

「ダンスパフォーマンス」

今回のライブはほとんどの曲で「VIVID VIVID 」のMVと同じダンサーさんがステージを盛り上げてくれていました。「Instant@Heart」にアレンジを加えたインスト曲で、彼女たち「TEAM Deer Dancers」によるダンスパフォーマンスが披露されました。やっぱりキメキメのダンスはカッコいいです。また、先ほどまでの流れを上手く切り替えてくれたな、とライブを振り返って思います。こういう時間があると引き締まりますよね。

 

「春風メロディ」〜「ありがとうの時間」

衣装もロングスカートに変わり、しっとりと歌い上げる2曲。「春風メロディ」のラストではステージ上に桜の花びらが舞い散り、「ありがとうの時間」では、久保さんの1stシングル〜2017BirthdayLiveまでを振り返るような映像が流れました。各シングルの特典で使われた写真であったり、ニコ生やライブの一場面が映し出されほんの2、3年前の事ですが懐かしい気持ちになりました。1stシングルニコ生の時の巨大デコレーション板チョコとか本当に懐かしいです。久保さんを応援し続けてきて、幸せな気持ちを何度感じた事か。こちらこそ、「ありがとう」。

 

「Lovely Lovely Strawberry」〜「幸せの雲」

MCを挟み、衣装を一部パージして動きやすくなったところでの「Lovely Lovely Strawberry」。最初白や青が多かったこの曲でピンクにする人が増えたのも時間の流れを感じます(中野の頃には既にその傾向はありましたが)。この曲のクラップパートが私は本当に好きで、会場がひとつになるのを感じます。この曲の最後、決めポーズが決まらず誤魔化して笑う久保さんが可愛かったので映像化本当に希望します。ね、ポニキャさん(2度目)。「今来たばっかり〜」などの茶番(失礼)なMCを挟んだ本編最後の曲は「幸せの雲」。リリースイベントでは振り入れなしのバージョンを披露したのですが、ダンスが加わった今回、この曲は違った顔を見せたと思います。BPMサウンド的にもダンサブルな曲でも全く問題ないんですよね。作詞に久保さんが参加した曲でもあり、彼女のどこかネガティブで、しかし、健気でひたむきな姿を連想せずにはいられない歌。最後の部分のコールレスポンスで「歌って ココロで 歌って コトバで 歌って 聞かせて」と久保さんに続けて歌う部分があるのですが、これが彼女の決意であり、私たちへのメッセージでもあり、このフレーズに込められた意味を噛み締めながらライブを閉じるのは本当に美しいなと感じました。

 

 

 

あれ、まだ「VIVID VIVID」の収録曲でやってない曲あるよね?という事で、アンコールの掛け声があがります。(この時のアンコールが途中「シカコ」コールに変わっていったのも今回のハイライト。今までのトークイベント等によく参加していた層とは異なる層の人たちも参加しているんだな〜と強く感じました。私は「シカコ」と呼ぶのに抵抗があるので、手拍子でアンコール、もとい、シカココールに参加しました。)

 

アンコール「そのままでいいんだよ」〜「旅風船」

「私がシカコで〜す」と、シカココールに答える形で登場した久保さん。こういう切り返しというか、ファンの一部が複雑な気持ちになりかねない所を上手く捌いていくのが久保さんらしいバランス感覚だと感心しました。もはや定番?な、アレンジしたライブTシャツにダメージジーンズ、物販で販売されていたネックレスを身につけて、ダンサーさんとふざけあうような振り付けを混ぜつつ「そのままでいいんだよ」を歌います。曲中ではシャボン玉が飛ぶ演出も。このライブめちゃ特効多いな...。続くMCでは写真集発売のお知らせもありました。来たる5/19、久保さんの誕生日当日にも奈良でのイベントを控えているので諸々の発表はその時に!と期待しておきます。ライブ最後の曲は「旅風船」。この曲はアルバム「VIVID VIVID」の最後のトラックであり、音楽活動休止前のナチュラルさを継承している曲でもあります。ライブパンフレットによるとこの曲は公募曲との事ですが、だからこそ今までの久保さんがしっかり表現された曲・歌詞なんだなと聴き入りました。「君に伝えたい ただいま」この歌詞こそが、アーティスト活動を再開した彼女が歌う心であり、言葉なのでしょう。

 

ライブを終えて

ここからは、一個人としての所感です。

ほとんど更新されないこのブログであっても、毎年イベントレポートを書く程度には、私は久保ユリカさんの熱心なファンであると自負しています。

長く久保ユリカさんを応援し、個人イベントに参加する度気にしている事があります。それは「久保ユリカ現場における内輪感」です。勿論、内輪であるのが悪いとは思いません。寧ろその心地よさがあったからこそファンを続けられているのかもしれません。イベントの参加者の事を内輪であると思ってくれているのなら、ファンとして悪い気はしませんしね。ただ、声優・歌手、はたまたモデルとして、もっと活躍してほしい!と思う気持ちもあります。その為には内輪感は妨げにもなり得ます。

しかし、今回のライブでは「内輪感」をある程度打破できていたのではないか、と思います。"魅せるライブ"というコンセプトに基づいて久保さんの歌、ダンサーズを連れてのダンス、様々なステージ映像や特殊効果といった演出、セットリストや幕間の工夫といった構成が練られており、総合的に見て観客を楽しませようという気概が感じられました。MCでも語られていましたが、このライブの為に通常よりも長い期間を準備に費やした、と話していました。つまり、このライブに久保さんは勿論、その周りの人も含めた多くの労力がかかっています。そして、その結果としてこれだけ、客観的に見ても"良い"と思えるライブが出来上がったのです。

 

彼女が2年前、歌手活動の休止を告げた理由は「声優活動に集中したい。充電期間が必要」との事でした。その言葉に違わず、この2年、様々なアニメやゲーム、ドラマCDにも出演していました。そして昨年の歌手活動再開宣言。そこからおよそ9ヶ月の準備期間を経て、2月の「VIVID VIVID」発売から5月のライブまでの3ヶ月間、久保さんはとても音楽活動に集中していたとファンの目線からも感じました。

ライブパンフレットのインタビューでは同レーベルの三森すずこさんを代表例として、彼女のように歌が上手く、忙しい中で声優も音楽もイベントも...とこなす人と、不器用な久保さん自身を比較していた、という発言がありました。しかし、休止期間を経て不器用でもひとつひとつ真摯に向き合っていくという姿勢を彼女自身が認められるようになった事、そして周りのスタッフがその考えを理解しバックアップする体制が再構築された事。そんな経緯があっての長い準備期間だったのでしょう。

実際、今回久保ユリカさんが世に送り出した楽曲群は他の声優さんと比べて(多少贔屓目に見る節はあれど)遜色ない曲・ライブでありました。

 

これからも続いていく(はずの)音楽活動ですが、今回と同じくクオリティを求めるのであればスローペースなリリースになるのは必然ではないかと思います。ゆっくりであったとしても一ファンとしては気長に待ち続けます。個人的な願望としては、やはりアニタイを歌ってほしいなと思います。個人としてタイアップを歌うのは中々勇気のいる事ですが知名度を上げ次のステージを目指すのであれば必要なことなのかな、とも。

 

写真集の発売も発表されたことですし、声優も、音楽も、モデルも、様々な分野で活躍する久保ユリカさんからまだまだ目が離せません。

次のイベントは誕生日当日。30歳(はやい)をお祝いしてきます。

ミルキィホームズの解散を受けて 〜さようなら、ミルキィホームズ。ロング・グッドバイ・フォーエバーよ永遠に...〜

さて、今日は未来の何日目になっているんでしょうか?

 

2018年1月28日、日本武道館にてミルキィホームズ ファイナルライブ Q.E.D.が開催された。

声優ユニットミルキィホームズはこのライブをもって、その約10年に渡る歴史の幕を閉じた。

 

思い返せば、ミルキィと出会ったのはたまたま録画していた「ミルキィホームズ サマー・スペシャル」。小衣ちゃんが中の人ネタで歌うアレである。カオスで濃い30分にミルキィというコンテンツの虜にさせられ、その後すぐTV版1期を見てミルキアン...とまではいかずともミルキィのファンになりました。

 

そこからブシロードとの長い付き合いが始まるのですが、それは別のお話。

 

当時は若く、現場に全く行けない"在宅"オタクでしたが、アニメはもちろん、ゲームやTCG情報局やみるみるミルキィといった関連番組もキッチリ抑えていました。声優ユニットという概念を教えてくれたのもミルキィ。ドハマりしたラブライブ!へのキッカケをくれたのもミルキィでした。

ミルキィホームズという声優ユニットは自分のオタク人生に常に寄り添っていてくれました。

 

昨年ミルキィの解散を知らされてから、なぜもっとライブやイベントに行く姿勢を持たなかったのだろうと激しく後悔しました。

「おばあちゃんになってもやりたい」

永遠なんてあるはずないのに、そんな4人の言葉を鵜呑みにしてミルキィに関して在宅であり続けた自分を情けなく思い、その後2018年はミルキィの出演するアニサマと、単独公演であるRord to Final大阪公演に参加しました。

その中で、ミルキィホームズの輝きをあらためて思い知らされました。

最後の輝きとなる武道館は必ず参加しよう。そんな決意を固めて数ヶ月、ファイナルの日が訪れました。

 

武道館はミルキィにとってどんな地であるのか、"情報"は知っていました。

当時まだ力不足といわざるを得ない駆け出しのミルキィがライブをした地。そんな場所で最後を飾ることの意味をよく噛み締めながら会場に入りました。

 

肝心のライブ。

楽しさを前面に押し出し、鉄板曲はもちろん、初期の曲も沢山披露してくれました。個人的には始まりの思い出である"ココロノエデン"が特に胸を刺しました(ミルキィじゃないじゃん!というツッコミはしまっておいてください)。サマースペシャルのアニメの如くUOを炊きました。

こころちゃんだけでなく、フェザーズやオペラ、会長/アルセーヌの曲もミルキィという世界に彩りを添えてくれました。それぞれのキャストもミルキィに対する思いをMCで語ってくれたのが今でも心に残っています。

 

 

CSのTBSチャンネルにて全曲が放送されるそうなので、是非見て欲しいです。

Aqours3rdツアー大阪初日感想レポと所感

大阪城ホール、こんちか〜

 

埼玉公演には参加していなかったので、今回が3rdツアー初参戦でした。

記憶が曖昧な部分もありますが、セトリを振り返りながら感想を書いていきます。

座席はアリーナでセンステほぼ最前という好条件。これで楽しくないはずがない。

 

1.未来の僕らは知ってるよ

未僕衣装で登場。アニメOPを再現したレーザー光線の演出がとても綺麗。伊波さんの歌声が最初安定していなかったように感じましたが、歌っていくにつれ声が出るようになっていたので安心しました。

2.君の瞳を巡る冒険

今回聴きたかった曲の一つ。2番での花丸ルビィパートで高槻さんが降幡さんを後ろから抱きしめるような振りが扇情的で会場が沸いた。思ったよりもキャラ同士の絡みを前面に出した演出でありながらも、赤いライティングでカッコよさも強調されていて最高〜〜ってなりました。

 MC①

いつもの自己紹介とコール。個人的にはキャラ紹介部分はそろそろ冗長に感じるようになってきました。カットしてもいいかな。

高槻さんの喉の様子がおかしいのがすぐにわかりましたが、これは全体の総括で後で述べます。

3.MY LIST to you!

君の瞳〜とは打って変わって可愛らしさを前面に打ち出した一曲。指でハートを作ったり描いたりする振りは可愛さの極み。

4.MY 舞☆TONIGHT

セトリを書き起こして気付いたんですが、"MY"でキチンと繋がりがあるんですね。ダイヤさん推しとしては専用衣装も見たかったかな...。"Dancing TONIGHT!"のコールが楽しかったので、今後も機会があれば披露してほしい。

5. 君のこころは輝いてるかい?

アニメ2期再現がテーマであろう3rdツアーなので、MY舞の次は当然この曲。この曲はセンステに移動して披露だったので、要所要所にある円形ベースの振り付けがよく映えました。馬跳びで鈴木さんが飛んでなかったので早く膝がよくなってほしいです。

幕間 アニメ振り返り①

1話〜6話までのダイジェスト。ダイヤちゃんや犬を拾う話がほぼカットなのは仕方ないかな?

6.MIRACLE  WAVE

1番サビ前のロンバク(ロンバクではない)が成功して安心しました。幕間映像やその後のMC中にマットを動かしていたので今後のライブでは「想いよひとつになれ」と同じような、演出上の問題による封印曲にならないか心配です。4thライブではどうにかしてこの2曲やるんでしょうか。そこは楽しみです。一部キャストが2番辺りからセンステまで来てたのですが正面には小林さんが来ました。というか、結構な割合で小林さんが近い席でした。衣装の悪魔のツノがキュートでしたね。

MC②

Aqours WAVE成功してよかったね〜。のトークと衣装について。衣装の背中部分には各キャラの名前が書いてある、というトークで、アケフェスのオリジナル衣装にも(μ'sの衣装ですが)名前が入ってたな〜と思い出していました。

幕間 ミニキャラドラマ

いつもの幕間ドラマ。

鞠莉と梨子が楽屋ドッキリを仕掛ける...が、楽屋の中はボロ屋になっていて曜善子ダイヤルビィがひもじく暮らしている(寒そうな家なのは今までの幕間ドラマが"サムい"からという自虐ネタ)ところに貸金業の花丸千歌果南が差し押さえに来て...?という完全に意味不明な内容。トイレに行ってある人を弄るネタがあって過去の幕間よりも更にはっちゃけた内容で個人的には大好きなタイプでした。

7.One More Sunshine Story

ソロ曲タイム。白雪姫?のような衣装が可愛い。ミュージカル調のメロディと合わせて考えると完全にディ○ニー。これも途中でセンステに来てくれたので優勝です。

8.おやすみなさん

ロッコ曲。喉の関係で、音源を流しながらトロッコが移動する時間になっていたのが残念。早く良くなってほしいです。

9.in this unstable world

片翼が黒色、もう片翼が白色の羽がついた衣装で、まさしく堕天使ヨハネ音ゲー的とでも呼べばいいのか、他のソロ曲とは一線を画するアガり方のできる曲でした。これもレーザー光を効果的に用いていたと思います。センステに来た時は完全に見惚れてました。

10.Pianoforte Monologue

衣装が「想いよひとつになれ」の梨子verのようで、その点で既に良い。ピアノを意識した映像演出も梨子らしいなと。メインステージの上部で、さらにそこからステージがせり上がったのでめっちゃ高くて遠いところで歌ってるな〜という印象が強かった。

幕間ミニキャラドラマ②

ダイヤルビィが出題者・梨子がアシスタント兼ツッコミを務めるクイズ番組風ドラマ。ようちか・よしまる・かなまりが回答者だが、この6人はほとんど発言がなかったような...?7万人・5万人・3万人の選択肢から回答を選ぶ方式で、Q1が城ホールに今いる人数(答えは第4の選択肢、8千人)Q2が今トイレに行っている人数で、再びのトイレ休憩いじり。こちらの答えも第4の選択肢、0人。なぜならドラマの時間にトイレに行くような人はいないから(圧を感じる)。ここまで幕間ドラマが面白いとは思っていませんでした。是非BDにも収録してほしいですね。

11.空も心も晴れるから

アニメ再現パート再び。その為2年生組だけではなく、9人での披露でした。ただ、この後に続く曲(恋アク)の衣装だったのは少し残念というか、それならセトリの順番を変えてもよかったのでは?と思いました。

12.待ってて愛のうた

埼玉とセトリが変化して、SKY JOURNEYと入れ替わっての披露。Aqours楽曲の中でも随一に好きな曲なので、イントロが流れた瞬間崩れ落ちました。9人9つのトロッコでそれぞれが会場をぐるっと回ったのでスタンドの人も盛り上がっていました。本当に素敵な詩とメロディーで、落ちサビの部分をメインステージに集合して歌ったのもまたよかった。褒めることしかできません。最高。

13.恋になりたいAQUARIUM

みんな大好き恋アク...ですが、定番曲としてやった曲が少な過ぎて今回のセトリ的には浮いている印象を受けました。ただ、定番だけあってコールやらダンスやらはとても楽しい。家虎問題は、この曲では尺がピッタリハマっていないのであまり揃わずいいコールだとは思いません。青ジャンの渡辺曜Mixの方がセンスあります。

幕間 アニメ振り返り②

前回の続きから函館編まで。函館編はルビィの成長が伝わるいいお話ですね。作中の一年で一番成長したのはルビィだと思います。AtPの前フリとしても最高でした。

14.Awaken the Power

予想通り、コール含めて会場が爆発しました。アニメ映像とのシンクロという点でも素晴らしく、イントロのルビィと理亞が背中を合わせるタイミングや、その後の街に明かりが灯る映像を会場内でも光で再現していたり...とまさに"ラブライブ!"な一曲でした。センステ披露だったので衣装もよく見えたのですが、Aqoursの衣装がメロンの網目の様に見えたのは私だけでしょうか。

MC③

SaintAqoursSnowのファーストシングル、とMC中に強調して言っていたので次を期待しても良いのでしょうか?劇場版で何かやってほしいですね。

Aqoursが次の曲に向けて退場し、しばらくSaintSnowのみでトークだったのですが、田野アサミさんが関係者席にいる祖母に声を掛けていたのが感動する一幕でした。自分の孫があんなステージに立っていたら私なら泣いています。LVでは田野さんのおばあさんがカメラに抜かれていたようで、事前にスタッフと打ち合わせた上で話題にしたんだなあ、と感心しました。

幕間 アニメ振り返り③

10話〜12話の振り返り。終盤に向けての展開はダイジェストでも胸に来るものがあります。12話のダイジェストの過去を振り返る場面では、1期の映像も採用されていたのが拘りを感じました。そして、決勝のあの曲へ...

15.WATER BLUE NEW WORLD

この時、確かに会場は"ラブライブ!決勝"の会場でした。この曲にはそれだけの迫力があります。サンシャイン!!アニメ1期で一節が歌われたμ'sの「ユメノトビラ」を彷彿とさせるような星空、いやそれを上回る、"星の海"がそこにはありました。青い羽根が降り注ぐ演出は1番でなく最後でもよかったのかな?勿論1番のタイミングでもエモかったです。

幕間 新作アニメ

12.5話とでも呼ぶべき新作アニメ。このアニメの説明で、ラブライブ!の優勝校がアンコールを担当する事が確定しました。A-RISEが優勝した第1回からこの形式だったんでしょうね。最も驚くべきポイントは、控え室に着替えて脱いだと思われるWBNWの衣装だけを映すカットに時間が割かれていたことです。これは、サンシャイン!!がアニメシリーズ中にずっと行ってきた、μ'sの伝説の再演のひとつだと私は感じました。ご存知、劇場版エンドロールでの練習着のカットのオマージュだと想像できます。このアニメによって、本当の意味で、サンシャイン!!テレビシリーズが完成したんだなと感じました。Aqoursによるμ'sの再演については、また時間が許す時に別の記事を書いてみたいです(他の人が既に述べているのは承知の上で)

16.青空 jumping heart

アニメ1期OPがラブライブ!決勝アンコール曲なのは、やっぱりアツい演出だと思います。1stライブとはまた違った顔を見せていました。歌詞の中の"夢"や"未来"といった言葉は、2期終盤のAqoursメンバーにとってどんな意味だったのでしょう。そんな事を考えながら私は、"ラブライブ!決勝"で応援する観客の1人になっていたのです。

アンコール

キャストが退場してからアンコールに移るのが早すぎます。今回は光の点滅でアンコールを促す演出があったので、余計に早く感じました。もう少し余韻を楽しみたいですね。また、アニメの閉校祭の演出を参考にしたのか、"Aqoursコール"でアンコールをしていました。私個人は普通のアンコールでいいと思います。作中の"Aqoursコール"と現実のこの"Aqoursコール"は乖離していると思います。これもまた、アニメを見返した上で別の記事を書きたいです。μ'sFinalの"μ'sコール"を想起すると、"Aqoursコール"も同じくらいに大切に使いたいですね。

18.Landing action yeah!

この曲はアンコール明けに歌詞がとてもマッチしてますね。サビのクラップなど、他の曲にない魅力も備えていて楽しくなります。3rdツアーでAqours Next Step!プロジェクトは終わりますが、今後も歌い続けて欲しいです。衣装もアンコールらしくライブTでした。腕に嵌めていたメンバーカラーのリストバンド、一般発売してほしいです。

19.勇気はどこに?君の胸に!

合唱。歌詞がグサグサ刺さるので、合唱で歌ってると涙が出そうになる。一緒に歌う事で、明日を生きよう、これからも頑張ろう、と勇気が湧いてくる。私の見間違いでなければ、WBNWで降った羽根が残っていたのか、アウトロ間近のところで1枚?降ってきたのが印象に残った。偶然の産物であるのに、非常に素晴らしかったという経験は中々出来ないので良いものを見る事ができた。

20.WANDERFUL STORIES

今回のライブで最も見たかったが、満足しきれなかった一曲。衣装は制服、もしくはキャストごとに別のアニメ曲の衣装を着てほしかった。間奏部分でアニメと同じ語りを入れてほしかった。オタクは合唱せずに9人だけの歌を聞かせてほしかった。以上です。4thでも披露されるのを期待しています。あと、オタクは銀テープよりも目の前のキャストに注目してほしい。醜い。

 

総括

どうしても、ライブの中の良いところは記憶からドンドン薄れてしまう。センステに立つAqoursは今までで一番近い距離で踊り、歌っていた。彼女たちの"輝き"は誰にも否定できないものだと文字通り「魅せられた」。それだけで私はこれからもAqoursを、ラブライブ!サンシャイン!!を、追い続けていこうと思えたのだ。

ただ、不安なこともある。

鈴木愛奈さんがファンミ中に膝を負傷して、3rdツアーでも君ここで馬跳びしなかったり、今回高槻さんが喉を壊して全くの口パクでライブに臨んだり(代わりにダンスやファンサには全力であった)と、キャストが無理をしていないかという不安。μ's末期にはキャストに相当のガタがきていた。Aqoursにはそれを繰り返してほしくはないが、μ's以上にイベントを組んでいる現状は適切なケアやスケジューリングをしてくれる事を祈るしかない。

また、アニメの再現についての不安もある。1stライブの想ひと、今回のMW、どちらもアニメを再現した演出に拘りがある余り失敗のリスクが高く、前者についてはその後のライブでは披露されていない。「ラブライブ!」であるからには、アニメ再現はマストである。しかし、アニメ制作側とライブの制作側で一部演出についてはアニメ制作前に打ち合わせるべきでないだろうか。世間の求めるレベルが上がっているのは確かだが、キャストに必要以上の負担を課し、観客にも不安を与える形の演出は本当に必要なのだろうか?誰もがそこで納得できるアニメを作りそれを再現するようにしてほしいというのが小さな願いだ。

 

願わくば、1期サントラタイトルを冠した4thライブでは、アニメ楽曲の総ざらいをしてくれますように。

SHiKACO PARK5月度ファンミーティングレポ(SHiKACO PARK閉園とアーティスト活動再始動に寄せて)

推しの現場に行くたびに、この人を応援していてよかったなと思います。

 

今回のイベントは、1月から毎月行われていたファンミーティングの最終回かつ、関西開催、司会は久保ユリカさんと親交の深い鷲崎健さん、開催日は久保さんの誕生日(5月19日)とファンなら誰もが行きたくなる要素の詰まったイベントでした。

 

イベントが始まると、まずは下手から司会の鷲崎さんの登場。

「みんなブーイングしないんだね」「俺、付き合い長いから久保のこと久保って呼ぶけどいいかな?」と早くも絶好調でした。

会場が暖まったところで、鷲崎さん・会場の呼びかけとともに、上手から久保さんの登場。

お二人の衣装は

 こちらのツイートの動画参照。髪をきれいな金髪に染めていて驚きました。

 

 

最初のコーナーは「物販紹介」

久保さんは衣装のほかに、物販で販売されていたグッズを身に付けて登場していました。特に丸めたポスターカレンダーをリュックに挿して、典型的な「オタクのリュック」になっていましたが、それでも絵になるのは久保さんのスタイルのなせる業だと感心しました。久保さんが監修をしたリュックサックの内側の記事はピンク色になっており、曰く「内蔵の色」だそう。独特のセンスが光ります。

これらのグッズは後日通販が予定されているそうなので、当日ゲットできなかった方も是非チェックしてみてください。

 

次のコーナーに移る前に雑談タイム(台本指定7分)。久保さんがまだ売れていない頃、鷲崎さんと久保さんが昼間に二人で動物園に行ったお話。昼間からビール飲みながらカバが排泄する様子を見たと愉快なお話でしたが、当時の苦労を思うと鷲崎さんが久保さんの良き友人であってよかったなあと思いを馳せずにはいられませんでした(オタク特有の謎目線)。

 

 

続いては「SHiKACO PARKの1年」

写真とともにファンクラブ(以下FC)の活動を振り返るコーナー。

 

開園に向けたHP用の撮影風景:もはや見慣れたFCサイトの写真の裏側。モデルの仕事もしていたので、写真を撮られる姿も様になっています。

会員証お渡し会(2017年8月イベント)の様子:なぜか目を見開いた一枚。驚くような質問をされたのでしょうか。

クリスマスイベント(2017年12月)の様子:権利関係があってSNSにあげられなかったキティやマイメロとの写真。実はこの時、鷲崎さんをMCとして仮抑えしていたそうですが、結局バラしになって鷲崎さん的には悲しい思い出が残ったそうです。

1月度ファンミの様子:ライブBD鑑賞会。自撮り棒を使って集合写真を撮ったそうですが、拡大が出来ておらず、お蔵入りになっていたものを公開。

2月度ファンミの様子:ファンと共に食事やお酒を楽しむイベント。楽しそうにポーズをとる久保さんの写真ですが、お酒が入ってテンションが上がっているわけではないらしい。

3月度ファンミの様子:メッセージカードお渡しお渡され会の様子。こちらのイベントには私も参加しました。その時のレポからより雰囲気が伝わるかと思います。

久保ユリカさんファンクラブお渡しお渡され会(3/31)簡易レポ - 静かなサーキット

この時の立ち姿の写真で、「ひざに赤ちゃんの顔のような模様がある」と久保さん自身が語り、実際にステージ上でも膝を見せてくれましたが、確かに顔のようなものが…不気味です…でも本人はまったく気にしていないようなのでセーフ。

4月度ファンミの様子:旧知の仲である徳井青空さんとのトークイベント。久保さん・徳井さん・イベント中に使用したゴリラの人形の3ショットと、控室の床に放置されたゴリラの写真がこのイベントの特異さを表現しています。徳井だけに。

FC限定動画in函館・鎌倉の写真:会報誌作成・動画撮影の為に訪れた函館の写真。ロケ中にスマホポートレート機能にはまり実際にスタッフが撮った良さげな写真や、函館で出会った、なぜかロケについてくる家族の種年との写真、鎌倉で食レポをした際に使ったyoutuberが使ってそうなカメラ(のみ)の写真が公開されました。5月下旬に届くと言ってましたが、会報誌いつ届くんですかね…

 

引き続き写真のスライドを用いたコーナー「お仕事16年目、人生29年目」

今度は久保ユリカさんの人生を写真で振り返ります。

幼少期の写真:兄が見切れている。幼い時から整った顔立ちで可愛らしい。他の女のモノになったから、もうお兄さんとは距離が遠いそうです。(確かにラジオでは親の話はよくするが兄弟の話はあまり出ない)

幼少期の写真その2:小学生時の集合写真。久保さん曰く「凄いブスな写真」ですが、鷲崎さんや会場の同意を得られず不思議がっていました。小学生にしては随分シュッとした顔をしていて十分可愛いと思ったのですが…

モデルデビューの頃の写真:二コラオーディショングランプリを受賞し、モデルデビューした久保さん。ここから「お仕事」人生が始まりました。尚、この二コラモデルの写真の方が会場受けが悪く「当時はこういうのが流行ってた、メゾピアノとか」と弁明する久保さん。

(実際にはモデルデビューから次の写真までには大きく時間の隔たりがあるが、あえて語る必要はないだろう。語るべき写真は後に時系列を無視して紹介されている。)

”転機”の写真:ラブライブ!5thライブのPrintempsの羽根沢山の衣装の写真。モデルの仕事もしながら、憧れていた声優としてデビューし、大きく羽ばたくきっかけとなったラブライブ!の写真。私が久保さんを初めて見たのはアニメ・カイジのおまけコーナーで認知したのはラブライブ!琴浦さんだったので、大体この辺りからは私も同じ時間を過ごしているのだなあと気持ち悪いことを考えてました。

鷲崎さんとの写真:今は亡きアニスパにゲスト出演した際の写真。今見ると若い…。この時、浅野真澄さんにティッシュを投げつけられたのが、胃痛ラジオの始まるきっかけになっていたとかいないとか。実際アニスパ内で胃痛ラジオの出張版をやっていたので全くの無関係ではなさそう。

鷲崎さんとのMV撮影の写真:鷲崎さんの曲「What a Pastaful World ~なんてスパゲティ世界~」のMVに出演していた久保さん。その時の撮影風景や裏話をしてくれました。男女が食事をしながら、テンションが上がり服が汚れていく…というストーリーラインでしたが、シャンパンを1本しか用意しておらずNGカットを採用したことや、アドリブで鷲崎さんの頭に粉チーズをかけるのは流石に頭のおかしい人だった(翌日美容院で頭皮から粉チーズ出てくるかも…と説明する羽目になった)など、MV同様愉快な撮影だったようです。めっちゃいい曲とMVなので是非見てください。

www.youtube.com

宇佐美さんとの写真:久保さんファンにはおなじみの宇佐美さん。久保さんがモデル時代に出会った大切な友人であり、第二の母。旅行に行った時の写真で、久保さんに何があってもいいようにマザーズバッグを持ってきている宇佐美さんの姿が伺えます。イベントの場で紹介される程度にマストな人物です。

ウサオくんとの写真:そんな宇佐美さんも今は一児の母。その息子、ウサオくんとも久保さんは仲良しです。久保さんがプレゼントした電車のおもちゃを久保さんに食べさせようとしている、心温まる写真でした。久保さんとウサオくんの様子はたまに宇佐美さんのインスタで紹介されているので、興味があればフォローしてみてましょう。

最近の写真:1月の夏目友人帳・朗読イベントでの着物姿。名無し妖怪役での出演で、ベテラン揃いのイベントでは肩身が狭かったよう。控室でも笑顔を絶やさずどうにか嫌われないようにしていた、と語る久保さんに「俺のよく知ってる頃の久保だ」とツッコミを入れる鷲崎さん。声優として、ますます声優・久保ユリカには大きくなってほしいですね。

コーナーの終わりに、29歳を迎えた久保さんが一年の抱負として、「健康に、自分らしくやりたい」とまとめました。

 

ここでステージの準備。続いて始まったのは「アコースティックライブ」のコーナー。

鷲崎さんがMCに来る!と聞いた時から期待していた人も多かったのではないでしょうか。

このイベント翌日に北海道での別のイベントがある(終了後即飛行機で移動する)鷲崎さんがソフトケース(!)に入れて持ってきた自前のギターで演奏してくださいました。

1曲目「Lovely Lovely Strawberry」久保さんのデビューシングルであるこの曲。アコギの音色と久保さんの声質があっているのがよくわかる一曲でした。自身で「(今日に向けて)聞き直すと凄く可愛い声でやってた」と語るほどCD収録版は”作った”声でしたが、ナチュラルな歌声の方が私は好きだなあと再確認できました。

2曲目「なわとび」ラブライブ!で演じた小泉花陽のキャラクターソング。会場内には聞きながら涙ぐむ人もいました。鷲崎さんが「アニメなんかの曲は思いがのってるからアコギ1本でやるのは難しい」と演奏後に語っていたのがとても印象的でした。

3曲目「車輪の唄」久保さんが大好きなBUMP OF CHICKINの曲。胃痛ラジオ内でも紹介していたこともあり、久保さんには一度歌ってほしいなと思っていたので内心超盛り上がってました。世代的にドンピシャな人も多かったみたいです。

4曲目「Pretty Girl」鷲崎さんの曲のカバー…なのだが、大元はKARAの同名曲でそれに鷲崎さんが日本語の詩をつけたのでカバーのカバーである(ややこしい)。「(当時)30過ぎたおっさんが書いたとは思えない歌詞」でどうにかして聞いて欲しい1曲です。私が参加した昨年のクリスマスイベントでも久保さんは1番のみ披露していて、今回はフルで聞けたので高まりました。鷲崎さんがコーラスで歌い、一部の合いの手をファンが歌い、これだけでも今回のイベントに来た価値があると感じました。今後どうにかして音源として発表してほしいですね…お願いします…

 

ステージの片づけが終わると、記念写真のコーナー…なのですが、ここでサプライズ!久保さんの「はいチーズ」の声を合図に始まるバースデーソング。袖からバースデーケーキも出てきましたが、「サプライズ嫌いなの知っててやってるでしょw」と突然の事で戸惑いながらも嬉しそうな久保さん。開演前にスクリーンでサプライズの”仕込み”(久保さんが写真を撮るときに云々~)が表示されていたので会場全体でサプライズが出来たのはよい経験でした。キチンとカメラマンの方がきて、久保さん・鷲崎さん・ケーキで会場のファンを背に集合写真を撮りました。この写真も、どこかで公開されるのを楽しみにしています。

 

鷲崎さんも退場し、ステージに残った久保さんから最後の挨拶がありました。

FCイベントの方式への不満(8月~12月の空白期間、1~5月のイベント会場の狭さや開催地の偏り等々…)・1年間でFCを閉じることになったことへの謝罪やそれでもイベントに足を運んだり、応援してくれるファンへの感謝など、ファンへの思いが感じられる言葉の数々。こういう事を伝えられる人だから、ますます好きになる。

またこの時、FC最後の企画として、5/31のFC限定生放送が告知されました。

そして、本当の最後に”お知らせ”として流れる映像。これまでのソロ活動で作られたMVのダイジェストの映像と、その最期に「アーティスト活動再始動」の文言と新たな宣材写真。

久保さんの口から、アーティスト活動の再始動やソロのHPの更新情報があらためて発表されて、ファンミーティングは終了となりました。

 

 

こうして(広報誌や生放送はまだ残っていますが)SHiKACO PARKの活動は終わりを迎えました。

正直、前年までのアーティスト活動と同様に、クリスマスと誕生日付近で年2回くらいイベントをやってくれたらいいな、程度の感覚でFCに加入しましたが、蓋を開けてみれば予想外の量でコンテンツが提供され驚きました。勿論、フリーへの転向・FCの5月終了が発表されたタイミングから爆発的にコンテンツを増やしたので手放しで喜んでいいことだとは思いません。私個人としては、やはり、細くとも長く続いていってほしかったです。

でもそこはやはり、”大人の事情”なのだと思います。

アーティスト活動の(結果として)1年間のみの休止もそうです。素直に喜びたい気持ちと、裏を勘ぐってしまう気持ちがあります。

 

そんな”大人の事情”の中で、ただ一つ信じられるものがあります。それが久保ユリカです。

 

久保さんは、ソロイベントでは必ずといっていいほどファンへの感謝を述べます。ソロイベントでなくとも、出演するライブやイベントでは他の出演者に負けないほど深々とお辞儀をします。その姿から私はとても活力を貰えるのです。ファンからの一方的な熱意を捨ておくのではなく、彼女もその熱に応えてくれる。

私が見たいと望んでいる姿を彼女は見せてくれるし、彼女は彼女の力で新たな舞台を獲得し私をそのステージに連れて行ってくれる。

だから、どんな事が今後待っているとしても、彼女が進む先であれば私は彼女を信じてついていきたいのです。

アーティスト活動も1stシングルではあまりにアイドル然としていて、本来の彼女からは少し離れているようでした。しかし、活動を進めるほど、より彼女の表現したい世界を表現できるように変化していると感じられました。私(たち)が応援し続ければ、彼女が望む世界に辿りつけるかもしれない。その世界を私は見たいです。

 

 

最後に、救いようのないオタクの言葉をここまで読んでくださった貴方に感謝を捧げます。長文にお付き合いいただきありがとうございました。

久保ユリカさんファンクラブお渡しお渡され会(3/31)簡易レポ

久保ユリカさんから直筆の名前入りポストカードを頂き、ファンからは想いをしたためたメッセージカードを送るという世にも珍しいイベントに参加してきました。キャパは200人+αくらいで2部開催の内、後半の第2部に参加しました。以下走り書きのイベントレポです。

 

ミニトークまとめ(箇条書き)
・髪型はポニテ、衣装は膝の出る丈の水色ワンピ、水玉ソックスヒール
・登場時、プロジェクターのカバーを掛けずに登場、光が久保さんを攻撃するハプニング
・事前にファンレターを書いてくれた人がいた。メッセージカードと別にちゃんと読むよ!
・後ろの人はかなり待つ、アプリゲーム(プロジェクト東京ドールズ)とかして待ってて!大きい声で名前読んじゃうかもしれないのでごめんなさい
・5月のイベントは大阪、そしてFCイベ初のMCとして鷲崎さん。これまでずっと1人回しで大変だったので5月はいつもよりゆるっと。たまたま誕生日と被ったFCイベントのつもりで来てください。
・話が長い(先日の献血イベントとか)って言われるけど特別話すのが好きな訳ではなくその場の流れで話してしまう。喋るなって言われたら喋らないけどそれじゃイベントにならないよね
・5月は奈良の会場とれなかったけど、今年中に奈良でイベントやれるよう応援お願いします
・4月のFCイベントの一般販売はそらまるファンと1月以降の新規ファンの為
・告知 画のないアニメ館は今晩NHKラジオ11:00〜 4月からは日曜隔週16:30〜17:00アルマギアラジオ
・FC会報誌作成決定 5月中旬くらいに予定 函館はその撮影で動画は撮影風景(ほぼ食べてる)
・久保さん結婚?引退? 今のところはそんな予定ないです、マイペースに仕事します
・1部で号泣した女の子に「大好きなので結婚しないでください」と言われた、スタッフ大爆笑
・フリーで怪しい(他のフリーの方に失礼とセルフツッコミ)なのに色んな仕事(映画やラジオ)をいただけるのでありがたい
・映画の撮影終わったら髪色明るくしたい
・みんな緊張してる?しないでいいのに〜。ルールを守って楽しんでください。

 

久保さん一旦退場、そしてメインイベントに...

 

お渡しお渡され会

私「こんにちは〜」
鹿「こんにちは〜××○△(本名)さんで合ってる?」
私「合ってます」
鹿「いい名前だね、○△、特に○って字がいいよね」
私「僕も結構気に入ってます」
鹿「いい名前付けてくれたご両親に感謝だね!」

私「ちゃんと伝えておきます」
ここで書き終わる
鹿「今日は来てくれてありがとう!Tシャツ(2017BDライブT)もありがとう!」
私「5月のイベント、チケット取れたら行きます!」
鹿「待ってるね〜」手ブンブン

 

いわゆる"接近戦"は本当に久しぶりだったので緊張してうまく話せませんでしたが、久保さんから話を振ってくださり、本当に優しい方だと感じました。

本当は、最近地下すぎプリンセスの曲を聴いたのでまたキャラソンとか好きな曲歌うイベントして欲しいです!と伝えたかったのですが、それはまたの機会に...

 

何はともあれ、とてもユニークで楽しいイベントでした!次は5月のイベントに(ご用意されたら)参加したいですね。徳を積みます。

久保ユリカBirthdayLIVE2017 in東京 簡易レポ

 奈良のレポである程度は語り尽くしてるので、今回新たに感じた事、感想を書き残します。


 まずは、Yugo Ichikawaさん、サカノウエヨースケさん、ミトさん、Tom-H@ckさん、rinoさん、スムルースの徳田さん、回陽さん、小泉さん、そしてサポートで奈良に引き続きスムルースさんと一緒にドラムを演奏してくれた清家さん、今日はシカちゃんのライブに演奏&トークをしに来てくださり、ありがとうございました。皆様のおかげでシカちゃんは沢山の歌を歌えて、僕たちはその歌を聴いてとても幸せな気分になれました。
 アンコールの写真撮影のとき、サプライズで皆様がライブTシャツを着てケーキを持ってきたとき、ほんの一端ではありますが、今までシカちゃんが出会ってきた人々にも誕生日を祝福されているという事が本当に実感できてあたたかい気持ちになりました。

 また、本当にサプライズでありましたが、石川ゆみ先生。急なお願いだったのだろうとは思いますが、セカイのスキがユメになる、の振りを新たに考えてくださり、ありがとうございました。みんなでバッチリ揃ってましたよ!

 そして、シカちゃん。中盤のMCでサラッと誇張されて、久保ユリカソニーに移籍か!?とか、声優引退!?とか、間違って伝わっている事をキッパリ否定して、単にアーティスト活動をお休みするだけで、声優の活動はこれまで以上に頑張りたい、という言葉をあらためて言ってくれました。風説の流布、よくない。
 アンコールでの挨拶。時間の制約もある中で本当に僕たちファンの心に届く素敵なメッセージをありがとうございました。僕もありがとうの気持ちでいっぱいです。最後、泣くのを堪えながらも、マイクを通さずに直接お別れの言葉を告げてくれて本当に感動しました。ほんとうに、ほんとうにありがとう。

 最後に、あの場を作ってくれたファンの皆様。ありがとうございました。みなさんと一緒に作り上げるあたたかい空間が本当に大好きです。今日初めてシカちゃんのイベントに来た方も、この空間を気に入ってくれたら嬉しいです。

それでは、またどこかで。