Aqours3rdツアー大阪初日感想レポと所感

大阪城ホール、こんちか〜

 

埼玉公演には参加していなかったので、今回が3rdツアー初参戦でした。

記憶が曖昧な部分もありますが、セトリを振り返りながら感想を書いていきます。

座席はアリーナでセンステほぼ最前という好条件。これで楽しくないはずがない。

 

1.未来の僕らは知ってるよ

未僕衣装で登場。アニメOPを再現したレーザー光線の演出がとても綺麗。伊波さんの歌声が最初安定していなかったように感じましたが、歌っていくにつれ声が出るようになっていたので安心しました。

2.君の瞳を巡る冒険

今回聴きたかった曲の一つ。2番での花丸ルビィパートで高槻さんが降幡さんを後ろから抱きしめるような振りが扇情的で会場が沸いた。思ったよりもキャラ同士の絡みを前面に出した演出でありながらも、赤いライティングでカッコよさも強調されていて最高〜〜ってなりました。

 MC①

いつもの自己紹介とコール。個人的にはキャラ紹介部分はそろそろ冗長に感じるようになってきました。カットしてもいいかな。

高槻さんの喉の様子がおかしいのがすぐにわかりましたが、これは全体の総括で後で述べます。

3.MY LIST to you!

君の瞳〜とは打って変わって可愛らしさを前面に打ち出した一曲。指でハートを作ったり描いたりする振りは可愛さの極み。

4.MY 舞☆TONIGHT

セトリを書き起こして気付いたんですが、"MY"でキチンと繋がりがあるんですね。ダイヤさん推しとしては専用衣装も見たかったかな...。"Dancing TONIGHT!"のコールが楽しかったので、今後も機会があれば披露してほしい。

5. 君のこころは輝いてるかい?

アニメ2期再現がテーマであろう3rdツアーなので、MY舞の次は当然この曲。この曲はセンステに移動して披露だったので、要所要所にある円形ベースの振り付けがよく映えました。馬跳びで鈴木さんが飛んでなかったので早く膝がよくなってほしいです。

幕間 アニメ振り返り①

1話〜6話までのダイジェスト。ダイヤちゃんや犬を拾う話がほぼカットなのは仕方ないかな?

6.MIRACLE  WAVE

1番サビ前のロンバク(ロンバクではない)が成功して安心しました。幕間映像やその後のMC中にマットを動かしていたので今後のライブでは「想いよひとつになれ」と同じような、演出上の問題による封印曲にならないか心配です。4thライブではどうにかしてこの2曲やるんでしょうか。そこは楽しみです。一部キャストが2番辺りからセンステまで来てたのですが正面には小林さんが来ました。というか、結構な割合で小林さんが近い席でした。衣装の悪魔のツノがキュートでしたね。

MC②

Aqours WAVE成功してよかったね〜。のトークと衣装について。衣装の背中部分には各キャラの名前が書いてある、というトークで、アケフェスのオリジナル衣装にも(μ'sの衣装ですが)名前が入ってたな〜と思い出していました。

幕間 ミニキャラドラマ

いつもの幕間ドラマ。

鞠莉と梨子が楽屋ドッキリを仕掛ける...が、楽屋の中はボロ屋になっていて曜善子ダイヤルビィがひもじく暮らしている(寒そうな家なのは今までの幕間ドラマが"サムい"からという自虐ネタ)ところに貸金業の花丸千歌果南が差し押さえに来て...?という完全に意味不明な内容。トイレに行ってある人を弄るネタがあって過去の幕間よりも更にはっちゃけた内容で個人的には大好きなタイプでした。

7.One More Sunshine Story

ソロ曲タイム。白雪姫?のような衣装が可愛い。ミュージカル調のメロディと合わせて考えると完全にディ○ニー。これも途中でセンステに来てくれたので優勝です。

8.おやすみなさん

ロッコ曲。喉の関係で、音源を流しながらトロッコが移動する時間になっていたのが残念。早く良くなってほしいです。

9.in this unstable world

片翼が黒色、もう片翼が白色の羽がついた衣装で、まさしく堕天使ヨハネ音ゲー的とでも呼べばいいのか、他のソロ曲とは一線を画するアガり方のできる曲でした。これもレーザー光を効果的に用いていたと思います。センステに来た時は完全に見惚れてました。

10.Pianoforte Monologue

衣装が「想いよひとつになれ」の梨子verのようで、その点で既に良い。ピアノを意識した映像演出も梨子らしいなと。メインステージの上部で、さらにそこからステージがせり上がったのでめっちゃ高くて遠いところで歌ってるな〜という印象が強かった。

幕間ミニキャラドラマ②

ダイヤルビィが出題者・梨子がアシスタント兼ツッコミを務めるクイズ番組風ドラマ。ようちか・よしまる・かなまりが回答者だが、この6人はほとんど発言がなかったような...?7万人・5万人・3万人の選択肢から回答を選ぶ方式で、Q1が城ホールに今いる人数(答えは第4の選択肢、8千人)Q2が今トイレに行っている人数で、再びのトイレ休憩いじり。こちらの答えも第4の選択肢、0人。なぜならドラマの時間にトイレに行くような人はいないから(圧を感じる)。ここまで幕間ドラマが面白いとは思っていませんでした。是非BDにも収録してほしいですね。

11.空も心も晴れるから

アニメ再現パート再び。その為2年生組だけではなく、9人での披露でした。ただ、この後に続く曲(恋アク)の衣装だったのは少し残念というか、それならセトリの順番を変えてもよかったのでは?と思いました。

12.待ってて愛のうた

埼玉とセトリが変化して、SKY JOURNEYと入れ替わっての披露。Aqours楽曲の中でも随一に好きな曲なので、イントロが流れた瞬間崩れ落ちました。9人9つのトロッコでそれぞれが会場をぐるっと回ったのでスタンドの人も盛り上がっていました。本当に素敵な詩とメロディーで、落ちサビの部分をメインステージに集合して歌ったのもまたよかった。褒めることしかできません。最高。

13.恋になりたいAQUARIUM

みんな大好き恋アク...ですが、定番曲としてやった曲が少な過ぎて今回のセトリ的には浮いている印象を受けました。ただ、定番だけあってコールやらダンスやらはとても楽しい。家虎問題は、この曲では尺がピッタリハマっていないのであまり揃わずいいコールだとは思いません。青ジャンの渡辺曜Mixの方がセンスあります。

幕間 アニメ振り返り②

前回の続きから函館編まで。函館編はルビィの成長が伝わるいいお話ですね。作中の一年で一番成長したのはルビィだと思います。AtPの前フリとしても最高でした。

14.Awaken the Power

予想通り、コール含めて会場が爆発しました。アニメ映像とのシンクロという点でも素晴らしく、イントロのルビィと理亞が背中を合わせるタイミングや、その後の街に明かりが灯る映像を会場内でも光で再現していたり...とまさに"ラブライブ!"な一曲でした。センステ披露だったので衣装もよく見えたのですが、Aqoursの衣装がメロンの網目の様に見えたのは私だけでしょうか。

MC③

SaintAqoursSnowのファーストシングル、とMC中に強調して言っていたので次を期待しても良いのでしょうか?劇場版で何かやってほしいですね。

Aqoursが次の曲に向けて退場し、しばらくSaintSnowのみでトークだったのですが、田野アサミさんが関係者席にいる祖母に声を掛けていたのが感動する一幕でした。自分の孫があんなステージに立っていたら私なら泣いています。LVでは田野さんのおばあさんがカメラに抜かれていたようで、事前にスタッフと打ち合わせた上で話題にしたんだなあ、と感心しました。

幕間 アニメ振り返り③

10話〜12話の振り返り。終盤に向けての展開はダイジェストでも胸に来るものがあります。12話のダイジェストの過去を振り返る場面では、1期の映像も採用されていたのが拘りを感じました。そして、決勝のあの曲へ...

15.WATER BLUE NEW WORLD

この時、確かに会場は"ラブライブ!決勝"の会場でした。この曲にはそれだけの迫力があります。サンシャイン!!アニメ1期で一節が歌われたμ'sの「ユメノトビラ」を彷彿とさせるような星空、いやそれを上回る、"星の海"がそこにはありました。青い羽根が降り注ぐ演出は1番でなく最後でもよかったのかな?勿論1番のタイミングでもエモかったです。

幕間 新作アニメ

12.5話とでも呼ぶべき新作アニメ。このアニメの説明で、ラブライブ!の優勝校がアンコールを担当する事が確定しました。A-RISEが優勝した第1回からこの形式だったんでしょうね。最も驚くべきポイントは、控え室に着替えて脱いだと思われるWBNWの衣装だけを映すカットに時間が割かれていたことです。これは、サンシャイン!!がアニメシリーズ中にずっと行ってきた、μ'sの伝説の再演のひとつだと私は感じました。ご存知、劇場版エンドロールでの練習着のカットのオマージュだと想像できます。このアニメによって、本当の意味で、サンシャイン!!テレビシリーズが完成したんだなと感じました。Aqoursによるμ'sの再演については、また時間が許す時に別の記事を書いてみたいです(他の人が既に述べているのは承知の上で)

16.青空 jumping heart

アニメ1期OPがラブライブ!決勝アンコール曲なのは、やっぱりアツい演出だと思います。1stライブとはまた違った顔を見せていました。歌詞の中の"夢"や"未来"といった言葉は、2期終盤のAqoursメンバーにとってどんな意味だったのでしょう。そんな事を考えながら私は、"ラブライブ!決勝"で応援する観客の1人になっていたのです。

アンコール

キャストが退場してからアンコールに移るのが早すぎます。今回は光の点滅でアンコールを促す演出があったので、余計に早く感じました。もう少し余韻を楽しみたいですね。また、アニメの閉校祭の演出を参考にしたのか、"Aqoursコール"でアンコールをしていました。私個人は普通のアンコールでいいと思います。作中の"Aqoursコール"と現実のこの"Aqoursコール"は乖離していると思います。これもまた、アニメを見返した上で別の記事を書きたいです。μ'sFinalの"μ'sコール"を想起すると、"Aqoursコール"も同じくらいに大切に使いたいですね。

18.Landing action yeah!

この曲はアンコール明けに歌詞がとてもマッチしてますね。サビのクラップなど、他の曲にない魅力も備えていて楽しくなります。3rdツアーでAqours Next Step!プロジェクトは終わりますが、今後も歌い続けて欲しいです。衣装もアンコールらしくライブTでした。腕に嵌めていたメンバーカラーのリストバンド、一般発売してほしいです。

19.勇気はどこに?君の胸に!

合唱。歌詞がグサグサ刺さるので、合唱で歌ってると涙が出そうになる。一緒に歌う事で、明日を生きよう、これからも頑張ろう、と勇気が湧いてくる。私の見間違いでなければ、WBNWで降った羽根が残っていたのか、アウトロ間近のところで1枚?降ってきたのが印象に残った。偶然の産物であるのに、非常に素晴らしかったという経験は中々出来ないので良いものを見る事ができた。

20.WANDERFUL STORIES

今回のライブで最も見たかったが、満足しきれなかった一曲。衣装は制服、もしくはキャストごとに別のアニメ曲の衣装を着てほしかった。間奏部分でアニメと同じ語りを入れてほしかった。オタクは合唱せずに9人だけの歌を聞かせてほしかった。以上です。4thでも披露されるのを期待しています。あと、オタクは銀テープよりも目の前のキャストに注目してほしい。醜い。

 

総括

どうしても、ライブの中の良いところは記憶からドンドン薄れてしまう。センステに立つAqoursは今までで一番近い距離で踊り、歌っていた。彼女たちの"輝き"は誰にも否定できないものだと文字通り「魅せられた」。それだけで私はこれからもAqoursを、ラブライブ!サンシャイン!!を、追い続けていこうと思えたのだ。

ただ、不安なこともある。

鈴木愛奈さんがファンミ中に膝を負傷して、3rdツアーでも君ここで馬跳びしなかったり、今回高槻さんが喉を壊して全くの口パクでライブに臨んだり(代わりにダンスやファンサには全力であった)と、キャストが無理をしていないかという不安。μ's末期にはキャストに相当のガタがきていた。Aqoursにはそれを繰り返してほしくはないが、μ's以上にイベントを組んでいる現状は適切なケアやスケジューリングをしてくれる事を祈るしかない。

また、アニメの再現についての不安もある。1stライブの想ひと、今回のMW、どちらもアニメを再現した演出に拘りがある余り失敗のリスクが高く、前者についてはその後のライブでは披露されていない。「ラブライブ!」であるからには、アニメ再現はマストである。しかし、アニメ制作側とライブの制作側で一部演出についてはアニメ制作前に打ち合わせるべきでないだろうか。世間の求めるレベルが上がっているのは確かだが、キャストに必要以上の負担を課し、観客にも不安を与える形の演出は本当に必要なのだろうか?誰もがそこで納得できるアニメを作りそれを再現するようにしてほしいというのが小さな願いだ。

 

願わくば、1期サントラタイトルを冠した4thライブでは、アニメ楽曲の総ざらいをしてくれますように。