SHiKACO PARK5月度ファンミーティングレポ(SHiKACO PARK閉園とアーティスト活動再始動に寄せて)

推しの現場に行くたびに、この人を応援していてよかったなと思います。

 

今回のイベントは、1月から毎月行われていたファンミーティングの最終回かつ、関西開催、司会は久保ユリカさんと親交の深い鷲崎健さん、開催日は久保さんの誕生日(5月19日)とファンなら誰もが行きたくなる要素の詰まったイベントでした。

 

イベントが始まると、まずは下手から司会の鷲崎さんの登場。

「みんなブーイングしないんだね」「俺、付き合い長いから久保のこと久保って呼ぶけどいいかな?」と早くも絶好調でした。

会場が暖まったところで、鷲崎さん・会場の呼びかけとともに、上手から久保さんの登場。

お二人の衣装は

 こちらのツイートの動画参照。髪をきれいな金髪に染めていて驚きました。

 

 

最初のコーナーは「物販紹介」

久保さんは衣装のほかに、物販で販売されていたグッズを身に付けて登場していました。特に丸めたポスターカレンダーをリュックに挿して、典型的な「オタクのリュック」になっていましたが、それでも絵になるのは久保さんのスタイルのなせる業だと感心しました。久保さんが監修をしたリュックサックの内側の記事はピンク色になっており、曰く「内蔵の色」だそう。独特のセンスが光ります。

これらのグッズは後日通販が予定されているそうなので、当日ゲットできなかった方も是非チェックしてみてください。

 

次のコーナーに移る前に雑談タイム(台本指定7分)。久保さんがまだ売れていない頃、鷲崎さんと久保さんが昼間に二人で動物園に行ったお話。昼間からビール飲みながらカバが排泄する様子を見たと愉快なお話でしたが、当時の苦労を思うと鷲崎さんが久保さんの良き友人であってよかったなあと思いを馳せずにはいられませんでした(オタク特有の謎目線)。

 

 

続いては「SHiKACO PARKの1年」

写真とともにファンクラブ(以下FC)の活動を振り返るコーナー。

 

開園に向けたHP用の撮影風景:もはや見慣れたFCサイトの写真の裏側。モデルの仕事もしていたので、写真を撮られる姿も様になっています。

会員証お渡し会(2017年8月イベント)の様子:なぜか目を見開いた一枚。驚くような質問をされたのでしょうか。

クリスマスイベント(2017年12月)の様子:権利関係があってSNSにあげられなかったキティやマイメロとの写真。実はこの時、鷲崎さんをMCとして仮抑えしていたそうですが、結局バラしになって鷲崎さん的には悲しい思い出が残ったそうです。

1月度ファンミの様子:ライブBD鑑賞会。自撮り棒を使って集合写真を撮ったそうですが、拡大が出来ておらず、お蔵入りになっていたものを公開。

2月度ファンミの様子:ファンと共に食事やお酒を楽しむイベント。楽しそうにポーズをとる久保さんの写真ですが、お酒が入ってテンションが上がっているわけではないらしい。

3月度ファンミの様子:メッセージカードお渡しお渡され会の様子。こちらのイベントには私も参加しました。その時のレポからより雰囲気が伝わるかと思います。

久保ユリカさんファンクラブお渡しお渡され会(3/31)簡易レポ - 静かなサーキット

この時の立ち姿の写真で、「ひざに赤ちゃんの顔のような模様がある」と久保さん自身が語り、実際にステージ上でも膝を見せてくれましたが、確かに顔のようなものが…不気味です…でも本人はまったく気にしていないようなのでセーフ。

4月度ファンミの様子:旧知の仲である徳井青空さんとのトークイベント。久保さん・徳井さん・イベント中に使用したゴリラの人形の3ショットと、控室の床に放置されたゴリラの写真がこのイベントの特異さを表現しています。徳井だけに。

FC限定動画in函館・鎌倉の写真:会報誌作成・動画撮影の為に訪れた函館の写真。ロケ中にスマホポートレート機能にはまり実際にスタッフが撮った良さげな写真や、函館で出会った、なぜかロケについてくる家族の種年との写真、鎌倉で食レポをした際に使ったyoutuberが使ってそうなカメラ(のみ)の写真が公開されました。5月下旬に届くと言ってましたが、会報誌いつ届くんですかね…

 

引き続き写真のスライドを用いたコーナー「お仕事16年目、人生29年目」

今度は久保ユリカさんの人生を写真で振り返ります。

幼少期の写真:兄が見切れている。幼い時から整った顔立ちで可愛らしい。他の女のモノになったから、もうお兄さんとは距離が遠いそうです。(確かにラジオでは親の話はよくするが兄弟の話はあまり出ない)

幼少期の写真その2:小学生時の集合写真。久保さん曰く「凄いブスな写真」ですが、鷲崎さんや会場の同意を得られず不思議がっていました。小学生にしては随分シュッとした顔をしていて十分可愛いと思ったのですが…

モデルデビューの頃の写真:二コラオーディショングランプリを受賞し、モデルデビューした久保さん。ここから「お仕事」人生が始まりました。尚、この二コラモデルの写真の方が会場受けが悪く「当時はこういうのが流行ってた、メゾピアノとか」と弁明する久保さん。

(実際にはモデルデビューから次の写真までには大きく時間の隔たりがあるが、あえて語る必要はないだろう。語るべき写真は後に時系列を無視して紹介されている。)

”転機”の写真:ラブライブ!5thライブのPrintempsの羽根沢山の衣装の写真。モデルの仕事もしながら、憧れていた声優としてデビューし、大きく羽ばたくきっかけとなったラブライブ!の写真。私が久保さんを初めて見たのはアニメ・カイジのおまけコーナーで認知したのはラブライブ!琴浦さんだったので、大体この辺りからは私も同じ時間を過ごしているのだなあと気持ち悪いことを考えてました。

鷲崎さんとの写真:今は亡きアニスパにゲスト出演した際の写真。今見ると若い…。この時、浅野真澄さんにティッシュを投げつけられたのが、胃痛ラジオの始まるきっかけになっていたとかいないとか。実際アニスパ内で胃痛ラジオの出張版をやっていたので全くの無関係ではなさそう。

鷲崎さんとのMV撮影の写真:鷲崎さんの曲「What a Pastaful World ~なんてスパゲティ世界~」のMVに出演していた久保さん。その時の撮影風景や裏話をしてくれました。男女が食事をしながら、テンションが上がり服が汚れていく…というストーリーラインでしたが、シャンパンを1本しか用意しておらずNGカットを採用したことや、アドリブで鷲崎さんの頭に粉チーズをかけるのは流石に頭のおかしい人だった(翌日美容院で頭皮から粉チーズ出てくるかも…と説明する羽目になった)など、MV同様愉快な撮影だったようです。めっちゃいい曲とMVなので是非見てください。

www.youtube.com

宇佐美さんとの写真:久保さんファンにはおなじみの宇佐美さん。久保さんがモデル時代に出会った大切な友人であり、第二の母。旅行に行った時の写真で、久保さんに何があってもいいようにマザーズバッグを持ってきている宇佐美さんの姿が伺えます。イベントの場で紹介される程度にマストな人物です。

ウサオくんとの写真:そんな宇佐美さんも今は一児の母。その息子、ウサオくんとも久保さんは仲良しです。久保さんがプレゼントした電車のおもちゃを久保さんに食べさせようとしている、心温まる写真でした。久保さんとウサオくんの様子はたまに宇佐美さんのインスタで紹介されているので、興味があればフォローしてみてましょう。

最近の写真:1月の夏目友人帳・朗読イベントでの着物姿。名無し妖怪役での出演で、ベテラン揃いのイベントでは肩身が狭かったよう。控室でも笑顔を絶やさずどうにか嫌われないようにしていた、と語る久保さんに「俺のよく知ってる頃の久保だ」とツッコミを入れる鷲崎さん。声優として、ますます声優・久保ユリカには大きくなってほしいですね。

コーナーの終わりに、29歳を迎えた久保さんが一年の抱負として、「健康に、自分らしくやりたい」とまとめました。

 

ここでステージの準備。続いて始まったのは「アコースティックライブ」のコーナー。

鷲崎さんがMCに来る!と聞いた時から期待していた人も多かったのではないでしょうか。

このイベント翌日に北海道での別のイベントがある(終了後即飛行機で移動する)鷲崎さんがソフトケース(!)に入れて持ってきた自前のギターで演奏してくださいました。

1曲目「Lovely Lovely Strawberry」久保さんのデビューシングルであるこの曲。アコギの音色と久保さんの声質があっているのがよくわかる一曲でした。自身で「(今日に向けて)聞き直すと凄く可愛い声でやってた」と語るほどCD収録版は”作った”声でしたが、ナチュラルな歌声の方が私は好きだなあと再確認できました。

2曲目「なわとび」ラブライブ!で演じた小泉花陽のキャラクターソング。会場内には聞きながら涙ぐむ人もいました。鷲崎さんが「アニメなんかの曲は思いがのってるからアコギ1本でやるのは難しい」と演奏後に語っていたのがとても印象的でした。

3曲目「車輪の唄」久保さんが大好きなBUMP OF CHICKINの曲。胃痛ラジオ内でも紹介していたこともあり、久保さんには一度歌ってほしいなと思っていたので内心超盛り上がってました。世代的にドンピシャな人も多かったみたいです。

4曲目「Pretty Girl」鷲崎さんの曲のカバー…なのだが、大元はKARAの同名曲でそれに鷲崎さんが日本語の詩をつけたのでカバーのカバーである(ややこしい)。「(当時)30過ぎたおっさんが書いたとは思えない歌詞」でどうにかして聞いて欲しい1曲です。私が参加した昨年のクリスマスイベントでも久保さんは1番のみ披露していて、今回はフルで聞けたので高まりました。鷲崎さんがコーラスで歌い、一部の合いの手をファンが歌い、これだけでも今回のイベントに来た価値があると感じました。今後どうにかして音源として発表してほしいですね…お願いします…

 

ステージの片づけが終わると、記念写真のコーナー…なのですが、ここでサプライズ!久保さんの「はいチーズ」の声を合図に始まるバースデーソング。袖からバースデーケーキも出てきましたが、「サプライズ嫌いなの知っててやってるでしょw」と突然の事で戸惑いながらも嬉しそうな久保さん。開演前にスクリーンでサプライズの”仕込み”(久保さんが写真を撮るときに云々~)が表示されていたので会場全体でサプライズが出来たのはよい経験でした。キチンとカメラマンの方がきて、久保さん・鷲崎さん・ケーキで会場のファンを背に集合写真を撮りました。この写真も、どこかで公開されるのを楽しみにしています。

 

鷲崎さんも退場し、ステージに残った久保さんから最後の挨拶がありました。

FCイベントの方式への不満(8月~12月の空白期間、1~5月のイベント会場の狭さや開催地の偏り等々…)・1年間でFCを閉じることになったことへの謝罪やそれでもイベントに足を運んだり、応援してくれるファンへの感謝など、ファンへの思いが感じられる言葉の数々。こういう事を伝えられる人だから、ますます好きになる。

またこの時、FC最後の企画として、5/31のFC限定生放送が告知されました。

そして、本当の最後に”お知らせ”として流れる映像。これまでのソロ活動で作られたMVのダイジェストの映像と、その最期に「アーティスト活動再始動」の文言と新たな宣材写真。

久保さんの口から、アーティスト活動の再始動やソロのHPの更新情報があらためて発表されて、ファンミーティングは終了となりました。

 

 

こうして(広報誌や生放送はまだ残っていますが)SHiKACO PARKの活動は終わりを迎えました。

正直、前年までのアーティスト活動と同様に、クリスマスと誕生日付近で年2回くらいイベントをやってくれたらいいな、程度の感覚でFCに加入しましたが、蓋を開けてみれば予想外の量でコンテンツが提供され驚きました。勿論、フリーへの転向・FCの5月終了が発表されたタイミングから爆発的にコンテンツを増やしたので手放しで喜んでいいことだとは思いません。私個人としては、やはり、細くとも長く続いていってほしかったです。

でもそこはやはり、”大人の事情”なのだと思います。

アーティスト活動の(結果として)1年間のみの休止もそうです。素直に喜びたい気持ちと、裏を勘ぐってしまう気持ちがあります。

 

そんな”大人の事情”の中で、ただ一つ信じられるものがあります。それが久保ユリカです。

 

久保さんは、ソロイベントでは必ずといっていいほどファンへの感謝を述べます。ソロイベントでなくとも、出演するライブやイベントでは他の出演者に負けないほど深々とお辞儀をします。その姿から私はとても活力を貰えるのです。ファンからの一方的な熱意を捨ておくのではなく、彼女もその熱に応えてくれる。

私が見たいと望んでいる姿を彼女は見せてくれるし、彼女は彼女の力で新たな舞台を獲得し私をそのステージに連れて行ってくれる。

だから、どんな事が今後待っているとしても、彼女が進む先であれば私は彼女を信じてついていきたいのです。

アーティスト活動も1stシングルではあまりにアイドル然としていて、本来の彼女からは少し離れているようでした。しかし、活動を進めるほど、より彼女の表現したい世界を表現できるように変化していると感じられました。私(たち)が応援し続ければ、彼女が望む世界に辿りつけるかもしれない。その世界を私は見たいです。

 

 

最後に、救いようのないオタクの言葉をここまで読んでくださった貴方に感謝を捧げます。長文にお付き合いいただきありがとうございました。