μ’sファイナル発表を受けて
随分昔のこと。
どこかのサイトで話題になっていた「snow halation」のPVを見たのが彼女たちとの出会いでした。でもその時は、よくできたアニメーションだという感想しか抱きませんでした。まさか、後の自分がのめりこむことになるとは微塵も思っていませんでした。
2013年の春。放送が終わったばかりの、「ラブライブ!」アニメ一期の評判を聞きつけ、視聴しました。
そこには、青春がありました。
正直、アイドルなんて全然趣味じゃありませんでした。でも、あの9人には、そんな偏見を吹き飛ばす輝きがありました。
ラブライブ!に興味を持ってすぐに、9人ではなく18人のファンになりました。
軽く歴史をなぞるだけでも、彼女たちの頑張りに胸を撃たれ、ライブ映像には心躍らされました。こんなにも素晴らしいパフォーマンスをする人がいるのかと。
3rdライブや4thライブに参戦する度胸がなかったこと、今でも後悔しています(時間やお金もありませんでしたがこれは言い訳です)。
2014年の春。「ラブライブ!」のアニメ2期が放送されました。Twitterにもこなれてきた時期だったので、BS11の放送に合わせて一丁前に実況もしました。
しかし、2期は決して自分にとって良いものではありませんでした。雑な展開をする話もありつつも、ラストの卒業に向けて盛り上げていく。そこはまだキャラ物として楽しむ余地はありました。しかし。残された時間を握りしめて輝いていたはずなのに、オチ卒業は映画に持ち越し。尻切れトンボ。資本主義の悲しいところなのかもしれません。今となっては素敵な映画のおかげで多少怒りは和らぎましたが。
ココから5thまでは外の9人よりも中の9人にとても注目していました。それぞれにソロデビューしたりラジオを始めたり。デビュー当時から考えたら、大躍進です。当時を知っているわけではないですが、コミケで1stシングルを手売りしていたとは思えません。この時期にシカちゃんにドはまりしましたが、それはまた別の話。
2015年冬。5thライブ。LVでの参加でしたが、夢のような時間でした。当時Twitterで細かく分けて感想ツイートしたことも、今となっては恥ずかしい限り。でも、そんな風に浮かれるほどの熱量がありました。特に感動したのは、くっすんの誕生日を祝う、SSA一面紫のサイリウム。あんな体験ができるのって世界に何人いるんでしょうね?
時は飛んで2015年6月13日。劇場版ラブライブ!の封切を準最速上映で体験しました。鑑賞後は言いようのない気持ちに包まれました。アニメから追いかけた自分ですら言葉を失ったので、企画当初から応援している人の感動はまた格別だったのではと想像できます。本当に素晴らしい映画でした。
7月5日。ファンミーティングツアー大阪2日目夜。チケットの一般販売でどうにか滑り込んだこの回。非常に楽しかった。トークで笑い、ライブで盛り上がり、最後のシカちゃんの涙に感動しました。また、全国各地を巡るイベントということもあり、某掲示板のスレの感想やご当地話を毎週楽しみにしていました。翌週の7月12日にはMOVIX京都での舞台挨拶にも参加でき、今までで一番近い距離でりっぴーくっすんぱいちゃんを見ることができました。近くで見ると逆に直視できなくなるんですね…。
そんなこんなでファンミも終わり、しばらくは6thの情報を待ち望む静かな時期が続きました。
12月4日。Twitterにて不穏なツイートを見かけました。それは5日に控えたラブライブ!特別番組の流出画像らしきもの。その時は信じられなくて、嘘だと思いたくて、目を閉じました。
12月5日。特別番組にて、μ’sのファイナルライブの告知がされました。そこから一週間は正直、人としてダメな生活を送りました。上の空でした。「今が最高」と教えてくれたはずなのに、「今」を楽しむ気になれませんでした。
いろんな人と話をして、ようやく気力を取り戻し、この文章をしたためています。
このブログだって、まずは映画のBDが出たら気ままに感想でも書こうと思って立ち上げたものです。想定外でした。
今となっては冷静で、でも浮足立つような感覚で、ファイナルライブを待っています。
チケット、当選してほしいなぁ。